フリーランスのコミュニケーション|初対面でグッと距離を縮める裏技
初対面で相手の心を掴むテクニック
あなたは初対面の人と話すのが得意ですか?
フリーランスをしているとどうしても
仕事を獲得するためにも、仕事を遂行するためにも
最低限、人と仲良くなり距離を縮める必要がある局面になることも。
しかし、人見知りにはこれが苦行なのですよね。
フリーランスになった人の中には人間関係がいやで
フリーになったなんて人も多いと思います。
なので今日は、継続的なコミュニケーションというより
初対面で一気に距離を縮めることに特化して
フリーランス用のコミュニケーション術を教えます。
笑顔で接する
笑顔は相手の心の扉を開く鍵です。
表情は、言葉以上に相手に気持ちを伝えます。
もちろん笑顔は相手に好意を持っている印。
笑顔でいれば、相手は少なくともあなたに悪い印象を抱くことはありません。
たとえあなたがうまく話せなかったとしても、相手は「よく笑う人だな」「笑顔の素敵な人だな」との印象をもってくれるものです。
逆にブスっとしかめっ面をしていては、相手は心の扉を閉ざしてしまいます。
するともう、お互いなにを話せばいいのかわからず、待っているのは気まずい沈黙だけです。
とにもかくにも、笑ってください。
たとえ笑いたい気分ではなくても、顔にきゅっと力を込めてください。
笑顔をつくるだけで、相手の反応は確実に変わります。
誰しも、毎日の洗顔や歯磨きの時、女性なら化粧直しの時に必ず鏡を見るのではないでしょうか。
その時にニコリと笑いかける練習をお勧めします。
慣れれば自然に出来るようになります。
他人は自分を写す鏡です。
あなたが笑えば、必ず相手も笑いかけてくれるのです。
相手を尊敬する
「あの人は無理そうだ」
「怖そうだ」
「見るからに趣味が合わなそうだ」
あなたは人の姿を見て、勝手に否定的な人物像を作り出し
人と接することから逃げてはいませんか?
それでは、いつまでたっても相手に好意は持てませんし
相手から好意をもってもらうこともできません。
相手を尊敬する気持ちを持ってください。
「初対面なのに、なにを尊敬したらいいのかわからないよ」
そう思うかもしれません。
それは当たり前です。
しかし
「髪型がかっこいい」
「着ている服が素敵」
「装飾品がきれい」
など、見た目だけでも尊敬できる部分を探してみましょう。
介護施設で働くとある女性は、芸能人とか他の入所者さんに似ているとか、髪が綺麗、皺が少なくて肌が白い、など相手の良いところを探しすようにしているそうです。
褒められた方が嬉しいに決まっていますよね。
相手を尊敬できれば、自然と好意がわいてきます。
内面からあふれる好意は、相手にも確実に伝わります。
また、相手の尊敬できる所を探す行為は、相手を観察することから始まります。
あからさまにジロジロと見るのはさすがに失礼ですが、練習すれば人を見る目を養うことも可能です。
そこから話のネタが生まれるかもしれませんね。
名前を呼ぶ
たった一言で、相手に絶大な好意を抱いてもらえる魔法の言葉があります。
それは、『相手の名前』です。
多くのビジネスマンに影響を与え続けている
「人を動かす」を著作したD・カーネギー氏もその著作の中で
「名前は、当人にとって、最も快い、最も大切な響きを持つ言葉である」
と語っておられます。
名前を呼んでもらえることは、相手にとってうれしいことです。
名前とは、自分の存在そのもの。
その名前を呼んでもらえることは、自分が「赤の他人」ではない「個人」として認められた証です。
自分を認めてくれる相手には、自然と好意もわいてきます。
さりげなく、会話に相手の名前を混ぜ込んでみてください。
たとえば「趣味は何ですか?」と問いかけをする場合、「○○さん、趣味は何ですか?」といった具合に、名前を交えて話しかけるのです。
二回目以降に会う時は、「こんにちは」ではなく「○○さん、こんにちは」といえば、最初から好感度は最大です。
相手の名前はなるべく早く覚えて、できる限り名前を呼んであげてください。
それだけで相手の自分に対する好意は、跳ね上がります。
先述の施設勤めの女性は、まずは入所者の名前を覚えることを心がけているそうです。
家族と離れ、見知らぬ場所に来るというのは大変なストレスです。
その負担を軽くしていくのも大事な仕事だと彼女は言うのです。
入所者の方々はもちろん、同僚や上司も名前を呼ばれると、笑顔で応えてくれます。
地道に続けていたある日、上司から「あなたのその姿勢は素晴らしい。
私も見習いたいね」とお褒めの言葉を頂いたそうです。
これから初対面の方と話すときは、上記の3つ、いや1つだけでもいいので、実践してみてください。
きっといままでとは見違えるほどに、人付き合いが楽になりますよ。