ノアパブリッシメント|フリーランスになる極意まとめ

フリーランスとして活動していくために必要なすべての情報や有益なブログ、サイト、youtubeをお届けしていきます

保険ってフリーランスにいるの!?|保険に搾取されなくなるフリーランスの保険

フリーランスの保険

 

収入が安定しないフリーランス

やはり保険が必要です。

 

しかし、保険の知識を持っていないと

無駄に保険料を払うことになりかねません。

 

なので今日は保険についての基礎知識をまとめます。

 

保険料を払いすぎないように

知っておくべき『2つの保険の仕組み』とは?

 

 

そもそも保険は何のためにあるのでしょう?

 

 

保険を一言で表せば、

『助け合いの仕組み』です。

 

私たちは、将来病気になったり、事故にあったり、 あるいは家族を残して突然死んでしまうかもしれないリスクを抱え込んでいます。

 

 

そうしたリスクに備えて一人ひとりが 個人で対応するのには限界があります。

 

個人で一生使いきれないほどの

お金を持っていれば話は別ですが、

ほとんどの人はそこまでの資金を持っていません。

 

そこで、普段からみんなで少しずつお金を出し合って、将来のリスクに備えておくわけです。

 

 

そして、万が一のことが起こってしまった時、問題に対処するために集めたお金の中から

保険金が支払われます。

 

 

これが保険の基本的な考え方です。

 

 

しかしここで注意しておきたいのは、保険というのは基本的に

『払ったお金が必ず返ってくるものではない』のです。

つまり将来のリスクに備えてお金は払うけど、

もしリスクが起こらなかったらそれまで払ったお金は返ってこないということです。

 

 

これは保険の大原則なので覚えておいてください。

 

 

以上のことを理解した上で、 保険の仕組みについて具体的に説明していきます。

 

保険には『掛け捨て型』『貯蓄型』の2 種類があります。

 

 

『掛け捨て型』とは、先ほど大原則のところでお話した

「払ったお金は返ってこない」保険の型です。

 

一方で「貯蓄型」は、満期になった時に

それまでの投資金に加えて金利までついて返ってくるので、リスクへの準備もできつつお金も返ってきて

得をした気分になれます。

 

そのため日本の保険会社が販売している保険は大部分が貯蓄型なのです。

 

 

 

 

 

保険と貯蓄の関係から分かる

『リスクに備えた保険』に潜む『本当のリスク』とは?

 

 

保険を

 

『将来のリスクに備えるもの』

 

と考えれば役割は貯蓄と同じです。

 

 

仕組みの違いから考えてみると、 保険は『みんなで助け合う』もの。

 

一方で、自分の生活のために貯めるお金が貯蓄です。

この『保険』と『貯蓄』は表裏一体にもなっています。貯蓄が少なくても、保険に入っていれば、

いざという時にリスクをカバーしてくれるわけです。

 

反対に、自分の貯蓄が充実していれば、わざわざお金を払ってまで保険に入る 必要はありません。

 

 

 

そのため、自分の金銭状態を確認して、

 

 

将来のリスクに対して貯金で対応するのか

保険を利用するのかを考えてお金を使わないと、

無駄なお金を使ってしまうリスクが増えてしまいます。

 

「保険に入れば将来安心です」というのは、

保険会社の都合でそう言っているだけであって、

必ずしも保険に入らなければいけないということではありません。

 

 

保険会社の言うことを何でも聞いて高い保険料を支払う保険に加入させられるということがないように、

自分の経済力と将来のことをしっかり考えた上で保険に入るかを決めましょう。

 

 

 

 

 

老後の生活に欠かせない年金の仕組みとは?

 

 

保険にはたくさんの種類がありますが、

ここでは、そのなかでも全ての人に関わりがある

『年金』について説明していきます。

 

 

保険はリスクに備えて積み立てるものだと考えると、実は年金もリスクに備えた保険の一種だということが分かります。

 

 

では、年金は何のリスクに備えているのだと思いますか? それは、『長生きのリスク』です。

 

長生きすることは基本的には良いことだと思いますが、

それをリスクと呼ぶのはおかしなことのように聞こえます。

 

しかし、経済的に考えれば十分に リスクとして考えられるものです。

 

 

なぜなら、「生きる」ことにはコストがかかるからです。

 

 

仕事があるうちは毎月給料が入るので

生活に困ることはほとんどありませんが、

 

定年を迎え仕事が無くなってしまったら 普通の人は収入が無くなってしまいます。

 

しかし、定年後もそれまでと同じように

生活をするので、生活費がかかるのは当然です。

 

そして、定職がない老後は、

その生活費をまかなうことができる保証が無いのです。

 

 

これはかなり恐ろしいリスクといえますね。

 

 

こうしたリスクに備えて、

 

『仕事があるうちから老後に備えたお金を

みんなで貯めておいて、長生きするリスクに備えよう』という考えから作られたのが公的年金制度なのです。

 

そして、公的年金制度では、

『国民皆年金制』が採用されています。

 

これは、国民は全員何かしらの年金制度に加入しなければいけないというものです。

 

 

保険というのは多くの人から

保険料を積み立てないと成り立ちません。

 

 

家族や親族で積み立てても、 一人でするよりはマシですが、

それでもやはり足りないものです。

 

 

より多くの保険金を積み立てられるようにするため、 保険会社は営業に力を入れて一人でも多くのお客さんに保険に加入してもらうようにするのです。

 

 

そして保険の中でも最も効率の良い積み立て方が国全体で積み立てる保険です。

 

公的年金制度や国民皆保険制度がこれに当てはまります。

 

 

つまり国民界保険制度が採用される一番の理由は、

 

できるだけたくさんの人数を保険に加入させる事でより多くの人数でリスクを分散して

効率の良い保険の仕組みを作るためだったのです。