算命学から人の本能を把握する
人を動かすためには本能を学ぶ必要があります。
算命学とは?
中国に発祥した干支暦をもとに、年と月と日の干支を出して、人の運命を占う中国占星術、中国陰陽五行を土台とした運命学の一流派であり、伝統を継承しながら日本で学問として大成された
算命学では人間の性格の根本は「5つの本能」から出て来る
という分析をします。
■守りの本能
■伝達の本能
■引力の本能
■攻撃の本能
■学びとる本能
の5種類です。
〈守りの本能〉
自分の命や体を危いことから守るもので、暑くなれば自然に着物を脱ぎ、寒くなれば着るといったことも守りの本能からくるものです。
〈伝達の本能〉
人間が成長し様々なものを修得してくると、人や世間に何かを伝えようとする心が強く出てきます。子どもたちに財産を残したいとか、特殊な能力を人に教えるとか、自分の体験や考えを誰かに語り聞かせるとかいうものです。
この本能は、子どもの場合では親やまわりの者に何かを訴えたり日記に書いたり、友達におしゃべりをしたり、ひとり言をつぶやくといった形でも表れたりします。
〈引力の本能〉
人を引きつける本能、引きつけたいというものです。
女性が化粧するのも引力本能のなせる業ですし
政治家や芸能人の中には生まれつき引力本能の働きが強い人が
多く見受けられるものです。
〈攻撃本能〉
文字通り人やものごとに向ってエネルギーを発散する本能です。
腹が立って相手を攻撃したり、自分の意志や欲求を外へ向ってはき出す本能で
このチカラの強い人でスポーツマンや営業マンならしばしば
旺盛な活動力をみせるものです。
〈学びとる本能〉
基本的には「食べる」「寝る」といういちいち習わなくとも本能的に学び、習い覚えていくものと、また何か人に教えてもらえばそれを子どもの頃からスッと素直に受け取る能力、つまり生活のための本能のことで、この学びの本能が強いか弱いかということで性格形成にある特性が出てきます。
この5つの本能によって人はできていると
考えると文章を書いたり、アイディアを出すときに
顧客のことを理解する際に役に立ちます。
ぜひ活用してみてください。